院長 岩野 正

• 医学博士（関西医科大学）
• 日本耳鼻咽喉科学会 専門医
• ドイツ耳鼻咽喉科 専門医
• 関西医科大学 非常勤講師

院長挨拶

大学卒業後、旧西ドイツ、ハンブルグ、ハイドベルグ総合病院耳鼻咽喉科にて4年間の研修を受け、ドイツ耳鼻咽喉科専門医の資格を得ました。
慢性中耳炎の手術治療はドイツのWullstein教授らにより確立された手術であり、当時、Wullstein教授の直弟子のZehm教授がハイドベルグ総合病院耳鼻咽喉科部長をされていました。ハイドベルグ総合病院耳鼻咽喉科は、紹介患者の手術を行う専門施設であり、ドイツ留学中の4年間は、まさに朝から晩まで耳、鼻、そして腫瘍の手術を行う日々でした。

そのような関係で、平成12年、薬や局所処置などの保存的治療に加えて、手術治療も行えるサージセンターを開設しました。
サージセンター開設に当たっての方針は、より高度な医療、より満足できる医療を提供すること、短期入院を基本として1日も早く元の生活に復帰することを目指すことでした。現在の我々のスタッフは、各分野で十分に経験を積んだ医師であり、最高レベルの医療を、そして納得できる医療を提供できます。また数々の工夫により、極めて短い入院期間で、従来以上の成績を上げているものと自負しております。

短期入院による手術治療は、まだ日本では一般的ではありませんが、アメリカでは手術の約80％が外来手術で行われており、基本的に短期入院による手術は可能です。多くの人が、仕事が忙しいために入院手術が受けられないと考えられております。しかしながら、仕事を大切にされているからこそ、仕事が忙しいからこそ、健康であるべきと考えます。
我々は1日も早い治癒、1日も早い社会復帰を目指しています。

略歴